労働力投入祭り!抜けた床と雨漏り天井DIY
田舎の闇は深い。
特に月明かりの少ないこんな日は。
俺は抜けた床と雨漏りした天井を前にひとり茫然と立ち尽くしていた。
DIYも手詰まりになってしまっていた。
自分の技量ではどうしても直せそうにない。
閉塞感を打ち破るべく、先日はオロゴン邸に修行に行った。
そこで大家仲間たちの熱い戦いぶりを目の当たりにした俺は奮い立って再び漆黒の闇に染まった物件の前に立っていた。
最初の予定は床も天井も全部ひっぺがして、床はコンパネ、フローリング。
天井はジプトーン。
労働力投入前日にはタケゾウさんからアドバイスいただき、より簡略化に作戦変更。
床は抜けてる部分に木を差し込んで補強。CF仕上げ。
天井も破れてるとこだけ合板プリントで部分補修。
これくらいならやれそうな気がしてきた。
ということで当日。
午前中からひとりで作業していたがまたもや途方に暮れ始めていた。
玄関補修。
この間の隙間に下地を追加していく。が、狭くてやりづらいのでさらに拡張。
頑張って木材を追加。
床下からネジ打ったりいろいろ難しい作業があって手が止まり始めた。
そこで駆けつけてくれた労働力3名。
県南の盟友クララさん、クララさんの相方おしるこボウヤさん、Twitterを見てDMくれたバンドマンさん(早く大家アカウント作ってください)
光が閉ざしかけた俺には彼らがまるでアベンジャーズのように見えた。
数の暴力で一気に作業を進める。
難しいところはクララさんがやってくれる。
潜って釘打ち。
床下20センチで作業をしてきた彼にとって、我が家の床下はジオフロントよろしく広大な地下空間に見えたようだ。
こちらもコンパネまで貼って完了。
次は天井。
柄を合わせて合板プリントを貼る
うん、柄あってなかったね。
天井は下地を作るのが面倒そうだったが、これもクララさんとおしるこボウヤさんで手早く完成させてた。
すごい手際だ。
現場を見てその場で対応する力がすごい。
続いてシロアリの床。
傷んだ木をどけて、家の前に朽ちていた鳥居の丸太を土台に再利用。
御神木となってこの家を守ってくれるはずだ。
高さを合わせてコンパネを貼る予定。
(イメージ)
高さ合わせまでしてくれたので、この後の作業は俺でもできそうだ。
トイレの天井もあっという間。
合板プリントを貼っただけ。
難所と思われていた箇所がほとんど終わった。
俺一人では出来なかった。
発想力も含めて集団の力を改めて感じた。
一人でやるよりチームって大事だなぁと改めて思った。
次は俺が力になりたい。本当に感謝。